山里の暮らしの智恵がここに
稲核風穴を見学できます

11月29日(水)の夕方をもちまして2023年度の見学は終了いたします。

道の駅 風穴の里にある風穴では、特産品の稲核菜漬けや松本の地酒熟成などに利用され、実際に貯蔵されている様子を見学することができます。ここ稲核地域の風穴は、真夏でも涼しい温度を保てることから、300年以上も前から漬物など家庭の保存食の熟成に使われてきました。風穴は、先人たちが智恵と工夫を重ねて守ってきた山里の暮らしの智恵。見学用風穴で、自然と共に生きてきた、山里の暮らしの智恵に触れてみてください。

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風穴とは?

風穴先人

風穴とは、石積みの内外での温度差や気圧差によって風の流れが生じ、入り口部分を通じて大気が循環している穴のことです。真夏でも涼しさを保ち、天然の冷蔵庫といわれています。
古くは養蚕業に用いられていたこともありますが、現在も稲核菜の保存や日本酒の貯蔵など、この山里の暮らしと共に利用されています。

稲核風穴保存会 リンク

風穴で貯蔵され、熟成されているもの

地酒

4月中旬から9月中旬までの約5か月間、風穴で熟成します。真夏でも8℃位の風穴の冷涼な環境のおかげで、まろやかで美味しいお酒が出来上がります。
※風穴の里では販売しておりません
【風穴貯蔵酒 販売店】
中村屋百貨店(TEL:0263-94-2043
亀田屋酒造 (https://www.kametaya.com/
笹井酒造(http://www.sasanohomare.co.jp/
大信州酒造(http://www.daishinsyu.com/

稲核菜の漬物
稲核菜の漬物

地元では昔からこの風穴で「稲核菜の漬物」を熟成・保存をしております。一年中、冷涼な風穴に貯蔵することで、保存性も良く、漬物の美味しさが増します。売店でもこの風穴で熟成した「稲核菜の漬物」を販売しております。ここ風穴の里ならではの伝統食。伝え続けていきたい味わいです。

風穴味噌
味噌

風穴に貯蔵し、熟成させることにより「コク」と「まろやかさ」が増します。風穴で熟成させるからこその美味しさです。風穴熟成みそは売店で販売しておりますので、ぜひ一度ご賞味ください。

その他 豚の生ハム・ワイン等

その他にも、安曇野の某ホテルのレストランで使われる生ハム等を貯蔵しております。風穴貯蔵ならではの旨味と美味しさが生まれることに、プロの料理人やソムリエ等の専門家など、様々な方が注目されています。